ゴム砥石とは
結合材:加硫ゴム
研磨剤(砥粒):酸化アルミニュームまたは炭化ケイ素で出来た混合製品です。
◎一般的砥石類、サンドペーパー等、結合材としてフェノール樹脂、レジノイド、ビトロファインド他で(ボンド系)砥粒(A、WA、GC他)を保持し、砥粒の堕落から始まり、次の砥粒が目を出すと言う循環で、結合材の接着性が高いため、目詰まりが起こりやすく、初期(研削、研磨)終期(研削、研磨)で、ワーク面粗度の違いが大きくなります。面は、△△山になりやすい。
◎ゴム砥石は、ゴムの摩耗から始まり、砥粒の堕落。
次にゴムの摩耗と、ワンクッション置き、循環します。
結合材がゴムだけなので、消しゴムの様に目詰まりが起こりにくく、初期(研削、研磨)終期(研削、研磨)とも、ワーク面粗度の違いが小さくなる。
面は、山になります。
この現象は、研磨剤(砥粒)がゴムのクッションでゴムの中で移動しながら、ゴムの摩耗とともに堕落する為です。
例:機械加工後の金属(鉄c45)面粗度Z0.2が表面△△の時、ゴム砥石#120で面なる1をこすると面粗度Z0.1に表面はに、研磨。
さらにその上に、ゴム砥石#220で面ならしをすると、面粗度Z0.08、表面は丸山です。
寸法は、ほとんど変化しません。
(備考)
△山表面は、光を当てると乱反射し、附着物が付きやすい。
丸山表面は、光を当てると全面反射に近くなり、附着物が付きにくい。
△山、バフがけキズが残る。
丸山バフがけ全面反射により近くなる。